浙江工大・電通大修士ダブルディグリー授与プログラム

浙江工業大学・電気通信大学修士ダブルディグリー授与プログラムの概要と目標

電気通信大学と浙江工業大学は、電気通信大学の大学院情報理工学研究科基盤理工学専攻の博士前期課程と浙江工業大学大学院の修士課程の両方の課程を学修することで、両大学の修士学位を得られる修士ダブルディグリー授与プログラムを設置しました。
この修士ダブルディグリー授与プログラムでは両大学が協働する国際的な研究環境と学生の指導を通じて、世界的な視野を持ち国内外で活躍する人材を育成します。
電気通信大学の情報理工学研究科基盤理工学専攻の大学院博士前期課程に入学する学生は、基盤理工学専攻でホーム大学の大学院教育科目を学んだ後、浙江工業大学に留学し、ホスト大学の大学院教育科目を学ぶとともに修士研究を行います。海外の大学の教育科目を学ぶことによって国際感覚を養いながら、2つの修士課程を組み合わせた特別な専門教養を修得します。ホスト大学で取り組む修士研究では、国際的協働のなかでハイレベルの先端研究に挑戦します。
一方、浙江工業大学の大学院修士課程に入学する学生は、浙江工業大学の大学院でホーム大学の大学院教育科目を学んだ後、電気通信大学に留学し、ホスト大学の大学院教育科目を学ぶとともに修士研究を行うことになります。
修士ダブルディグリー授与プログラムの履修生は、電気通信大学と浙江工業大学の両方で2つの修士課程を3年の標準修業年限で学び両方の修士課程の修了条件を満たすことで両方の大学から修士の学位を得ることができます。

報告・告知等

2020年度

2020. 05.12 電気通信大学と浙江工業大学の修士ダブルディグリー授与プログラムが設置されます。

活動報告

2020年

5月12日    【報告】浙江工業大学と修士ダブルディグリー授与プログラムに関する覚書を締結

2019年

7月 8日~15日 【報告】浙江工業大学学生が短期研修に訪れました 浙江工業大学学生第三回短期研修報告書

2018年

11月1日 【報告】浙江工業大学との学生交流覚書が発効しました
7月13日~21日 【報告】浙江工業大学学生が短期研修に訪れました 浙江工業大学学生第二回短期研修報告書
7月4日 【報告】浙江工業大学と大学間交流協定を締結
3月26日~31日 【報告】浙江工業大学学生が短期研修に訪れました 浙江工業大学学生第一回短期研修報告書

電通大からダブルディグリープログラムを履修したい場合(電通大ホーム学生用)

ダブルディグリープログラムとは?

あなたは学域III類S系プログラム(P2-P5) 3年生です。
☑大学院(修士課程)に進学したい。
☑海外(ここでは中国)で学んでみたい。
☑日本の大学の修士学位も取得したい。

→電気通信大学大学院に在籍しつつ、中国の浙江工業大学大学院に留学して修士研究を行う海外留学プログラムがあります。電気通信大学と中国浙江工業大学の2つの修士学位を取得できるダブルディグリープログラムです。

ダブルディグリープログラム履修の流れ

・(電通大学内・随時)
    ダブルディグリープログラムの学内説明会に参加する。

・(III類3年次7月頃)
    浙江工業大学学生が電通大を訪れる短期研修に参加して、浙江工大学生と交流してみる。
    浙江工業大学の教員と面談できる機会がある。

・(III類4年次7月)
    電通大大学院の基盤理工学専攻の推薦入試を受験して合格する。
    推薦入試の際にダブルディグリー志望が確定していることが望ましい。
    指導教員がDDプログラム希望学生として認識しているか、
    指導教員としてDDプログラムの指導教員を選択する。

・(III類4年次7月頃)
    浙江工業大学学生が電通大を訪れる短期研修に参加して、
    浙江工大学生と交流してみる。浙江工業大学の教員と面談できる機会がある。

・(III類4年次夏季休業中の2週間以内)
    浙江工大を訪問してラボツアー、浙江工業大学留学中の指導教員を選ぶ。
    DDプログラムでは主として浙江工業大学で修士研究を行うことになる。

・(III類4年次後学期)
    卒業研究を仕上げて電通大を卒業する。

・(電通大大学院博士前期課程(修士課程)1年次4月~9月)
    電通大キャンパス電通大の講義を受講して必修科目を中心に所要単位を修得する。
    浙江工大の海外留学生向けの入学手続き(オンライン申請)を行う。

・(電通大大学院博士前期課程(修士課程)修士1年次9月~)
    浙江工大キャンパス浙江工大に留学して必修科目を中心に所要単位を修得する。
    留学先で修士研究を始める。

・(電通大大学院博士前期課程(修士課程)2年次以降 夏)
    電通大キャンパス電気通信大学修士課程の中間発表会で発表する。

・(電通大大学院博士前期課程(修士課程)2年次以降)
    電通大に修士論文を提出し、電気通信大大学の修士論文審査を受ける。
    研究論文等を学術論文雑誌等にて発表した後、浙江工業大学の修士論文審査を受ける。

〇博士学位の取得を目指す場合は、電気通信大学の博士後期課程(博士課程)進学時期に電通大の修士学位を取得見込みであれば、院試(博士後期課程)を受験できます。

浙江工大からダブルディグリープログラムに参加したい場合(浙江工大ホーム学生用)

ダブルディグリープログラムとは?

あなたは浙江工業大学の学部2年生です。
☑海外の大学とくに日本の大学に留学することに興味がある。
☑大学院への進学も考えている。

→ 浙江工業大学大学院に在籍しつつ、日本の電気通信大学大学院に留学して修士研究を行う海外留学プログラムがあります。電気通信大学と中国浙江工業大学の2つの修士学位を取得できるダブルディグリープログラムです。

ダブルディグリープログラム履修の流れ

・(浙江工業大学 2年次末7月 )
    電通大に1週間滞在して物理工学系の研究室を見学する短期研修プログラムに参加します。
    電通大が気に入ったら留学を希望してください
    見学できる電通大の研究室:桂川研究室、岸本研究室、斎藤研究室、酒井研究室、清水研究室、
    庄司研究室、瀧研究室、中川研究室、松林研究室、美濃島研究室、宮本研究室、森下研究室、
    米田研究室など

・次の○2項目を選択できる。
○(浙江工業大学3年次4月~翌年3月)電通大 JUSSTプログラム
    1年間の留学プログラムに参加して電通大キャンパスで学びます。
    電通大の研究室で研究活動に参加できます。
○(浙江工業大学3年次末 夏 2か月間程度)夏季研究プログラム
    電通大の研究室に滞在して研究活動を行う。
    ダブルディディグリープログラムで修士研究を行うときの電通大の指導教員とのマッチングを行う。

・(浙江工業大学4年次1月)
    浙江工業大学の大学院の入試に合格する。
    このとき電通大とのDDプログラムを同時に志望する。
    電通大の指導教員を選択する。

・(浙江工業大学4年次後学期)
    ①のJUSST留学生でなかった場合は、電通大の指導教員の元で卒業研究を行う。
    電通大のIII類の各プログラムの中間発表会で研究発表を行うことができる。

・(浙江工業大学卒業までに)
    電通大の修士課程の特例入試を受験して合格する。

・(浙江工大大学院修士課程1学期 9月)浙江工大キャンパス
    浙江工大の必修科目を中心に所要単位を修得する。

・(浙江工大大学院修士課程2学期以降)電通大キャンパス
    電気通信大学の必修科目を中心に所要単位を修得する。
    修士研究を始める。

・(電通大留学3学期以降)電通大キャンパス
    電気通信大学修士課程の中間発表会で発表する。

・(電通大留学4学期以降)電通大キャンパス
    電通大に修士論文を提出し、電気通信大大学の修士論文審査を受ける。
    研究論文等を学術論文雑誌等にて発表した後、浙江工業大学の修士論文審査を受ける。

〇博士学位の取得を目指す場合は、電気通信大学の博士後期課程(博士課程)進学時期に電通大の修士学位を取得見込みであれば、院試(博士後期課程)を受験できます。

ダブルディグリープログラムに関する連絡先

(電気通信大学)
情報理工学研究科基盤理工学専攻 (http://www.es.uec.ac.jp/)
桂川眞幸教授, Professor KATSURAGAWA Masayuki

留学生交流係(http://www.fedu.uec.ac.jp/index.html.jp,
English: http://www.fedu.uec.ac.jp/en/)

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